バイナリーオプションとその他の収入の合計が20万円を超える場合、確定申告をします、国内業者の場合は、申告分離課税の雑所得が適用されるのですが、海外業者の場合は、総合課税で計算されます。この記事では確定申告の仕方、税金の節約方法、税金の計算方法をご紹介します
そもそも確定申告しなきゃいけないの?
脱税犯罪です。税務署さんが「3月15日までに、確定申告てくださいね。」とお知らせしてくれれば助かるのですが、確定申告は自分で必要の有無を判断し、自分で書類をそろえて、自分でやらなければなりません。それを怠ると脱税とみなされ、無申告加算税、過少申告加算税、重加算税、不納付加算税、延滞税などが課せられます。実際に、懲役1年6月、執行猶予3年、罰金3400万円(求刑懲役1年6月、罰金4200万円)の判決が言い渡されたこともあります。
しかし、税金を申告が不要な場合もあります。年間給与が2000万円以下、バイナリーオプション取引での利益が20万円以下で、他の所得がない場合は、確定申告の必要がありません。ただし、医療費などの控除を申告した場合は、バイナリーオプション取引で得た利益を申告しなければなりません。
また、銀行によっては、源泉徴収をしてくれる特定口座を使用している場合は、自分で確定申告をする必要はありません
海外バイナリーオプション取引で儲けた場合の、税金の計算方法
海外バイナリーオプション取引で儲けた場合の税金は、総合課税で計算されます。つまり、海外バイナリーオプション取引で得た利益と、他の合計所得(会社の給与を含む)を足して、控除額を差し引いたものに課税されます。合計所得に対する課税率は、合計所得の金額によります。
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円を超え 330万円以下 | 10% | 97,500円 |
330万円を超え 695万円以下 | 20% | 427,500円 |
695万円を超え 900万円以下 | 23% | 636,000円 |
900万円を超え 1,800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
1,800万円超 | 40% | 2,796,000円 |
[平成25年4月1日現在法令等]「No.2260 所得税の税率|所得税|国税庁」より
バイナリーオプション取引で得た利益の税金を節約をする方法
税金を節約する方法は他と同じ、経費を控除することです。バイナリーオプション取引では、パソコンの使用料金、参考書代金、プロバイダの使用料金を経費として控除対象にできます。
税理士に相談しましょう。
この記事を読んで確定申告を一人でする自身がつきましたか?不安な場合、バイナリーオプション取引の1年目は税理士に相談しましょう。無料相談を受け付けている税理士もいますし、毎年することは同じなので、有料でも相談料を支払うのは1年目だけです。授業料と考えれば安いものでしょう。
と、儲けた場合の税金の話をしてきましたが、まずは儲けないことには話にならないですよね。このサイトでバイナリーオプション取引業者を比較し、さっそくデモからはじめてみましょう。